2016-12-25 少年時代 彼がそこにいることはだいぶ前から知っていた 近くを通りかかったのは初めてではないが これまでは、そうしようという感情にはならなかった それは何故だろう そう、自分に問いかけることを今まで避けてきた 久しぶりに言葉を交わしたが 彼は、「はい」「はい」と返すだけだった もう、5年近くが経ってしまった それでも、今日は嬉しい日だった